この前、友人がスマホゲームをしていたので、画面をチラッと覗き込んでみました。
すると画面はよくある、セミオートでバトルが進む系の画面だったのですが、キャラクターの名前を見てビックリ。
さんまの塩焼き、麻辣ザリガニ、フォアグラソテー、フルーツタルト。
それ、自分でキャラに名前つけたの?
友人に尋ねると、首を横に振りました。
どうやら、デフォルトで料理の名前のキャラクターが出てくるようです。
キャラの名前のビックリして、あまりに気になってしまいましたので友人の話を聞きながら、私もすぐにダウンロードをしました。
最初は、ふざけたゲームかなと思っていましたが、侮って申し訳ありません。
かなり楽しいです。
今回は、料理の名前のキャラがたくさん登場する、フードファンタジーについて紹介します。
食べ物を擬人化した奇抜な設定
一体、料理の名前のキャラクターたちは何者か?
彼らは、食霊と呼ばれる精霊の一種のようです。
フードファンタジーの世界では、人間と食霊が共存としています。
食霊は、言ってみれば料理を擬人化した存在のようなものです。
ミルクや、マカロンが可愛い女の子だったり、コーヒーがちょっとニヒルな雰囲気のお兄さんとして登場したり、なるほどと思わされるビジュアルで現れます。
個人的には、長髪で女性的な顔立ちのイケメン、味噌汁さんがお気に入りです。
キャラクターのビジュアルは幅広く、萌え系のキャラや、見るからにちょっと癖のありそうなキャラまで、様々で、食霊達を眺めているだけでも結構楽しめます。
そんな彼らとゲームの中で何をするかというと、レストランの経営と、世界を滅ぼそうとする敵との戦いです。
2つの内容が、かけ離れすぎじゃない?
そんな声が聞こえてきそうなところですが、そこは気にせず楽しんで欲しいです。
そもそもが、料理を擬人化するという現実離れした設定ですので、なんでもアリで良いのではないでしょうか?
細かいことを気にしなければ、このゲームはかなり楽しむことができます。
食霊達を率いて戦う
ゲームの要素の一つとして、世界を滅ぼそうとする敵と戦うとお話ししました。
敵となるのは、堕神といわれる存在です。
経営しているレストランに、堕神は時に客に紛れて入店するなどして、突如現れます。
堕神が現れたら、仲間の食霊達を率いてバトルを開始するのです。
ちなみに堕神は、バトル画面では結構気持ち悪い見た目になります。
美男美女ばかりの食霊たちとは大違いです。
バトルは基本、セミオートで進んでいきますので難しい操作や、忙しく指を動かしまくる必要はありません。
プレイヤーが行う操作は、大きくは2つ。
プレイヤー自身のスキル発動。
もう一つは、敵キャラのスキル発動の防止や、効果削減です。
プレイヤーのスキルは、敵にダメージを与えるものや傷ついた見方を回復させるものなど、様々あります。
画面上の演出は、料理をネタにしたゲームだけあって、包丁などの調理器具や火を使って相手を攻撃するなど、ちょっと過激ですが画面はグロくないのでご安心ください。
また、バトルのもう一つの要素としては、食霊同士の相性という概念も忘れてはなりません。
例えば、ドラ焼きとたい焼きなどの似た料理同士が相性がよかったりするのですが、中には一見相性がわからなそうなキャラでも相性が良いということがあります。
もしかしたら、一緒に食べると美味しいよという食べ合わせ的なもので考えている部分もあるのかもしれませんが、はっきりしたことはわかりません。
ですが、相性の良いキャラ同士を戦いに出すと強力な技を繰り出ことがありますので、相性の良かったキャラ同士は覚えておくと良いでしょう。
その他にもキャラごとに、魔法、パワー、防御、アシスト等とタイプが分かれていますので、バランスを考慮してバトルに出すと良いと思われます。
侮れないレストラン経営のシミュレーション
先にバトルについて、お伝えしましたがレストラン経営の要素も侮れません。
人によって、バトルとレストラン経営のどちらがより楽しいと感じるかは異なるかと思いますが、個人的にはレストラン経営の要素がとても魅力的に感じました。
バトルでも活躍した食霊達が、レストランでも活躍します。
彼らを雇って、レストランの従業員として働いてもらうのです。
彼らにキッチンや、ホールで働いてもらいながら客さんに料理を提供して売り上げを上げていきます。
しかし、気を付けなくてはいけないのが、彼ら食霊もずっと働き続けられるわけではないということです。
しばらく働いていると、体力がなくなってしまい働けなくなってしまいます。
フードファンタジーでは、彼らの体力を鮮度として表示していまして、鮮度が下がったら冷蔵庫に入れて鮮度を回復させるのです。
ふと、料理を冷蔵庫に入れても現実には、鮮度が保たれるだけで回復しないはずでは?
擬人化しているのに、冷蔵庫にぶち込まれてしまったら凍えてしまわないのか?
などと考えたくなってしまいますが、やはり細かいことを考えるのはフォードファンタジーではやめておきましょう。
細かなことを気にするよりも、楽しむほうが大切です。
また、レストラン経営の要素の中でもう一つ、お伝えしておきたいことがあります。
それは、レシピ開発です。
レシピの開発を行うと、新しい料理を提供することができるようになったり、調理時間の短縮、客単価の上昇、一度にたくさん作る生産性の向上など、売上増加につながります。
これまで、細かなことは気にしない、アイディア任せのゲームのような印象も受けていた人もいるかもしれません。
しかし、レシピ開発の要素に関しては、結構リアリティのある設定がされていて思わずのめりこんでしまう人も少なくないと思います。
フードファンタジーをプレイしてみた感想
フードファンタジーをプレイしてみて、思った以上にしっかりと作りこまれたゲームであると感じました。
擬人化された料理がバトルするという突拍子も世界観に、プレイするまではただ奇をてらったゲームだと思っていました。
しかし、プレイしてみるとレストランの経営要素はしっかりしていますし、登場する食霊たちも魅力的です。
すぐにゲームの世界観に引き込まれました。
プレイする前の私の様に、ゲームの概要を聞いただけでは中々魅力が伝わりきらない部分があると思います。
ですが、プレイすればフードファンタジーの魅力がすぐにわかるかと思いますので、是非試して頂けたら嬉しいです。
フードファンタジーの基本情報おさらい
ジャンル | RPG |
価格 | 無料(一部課金) |
発行元 | FUNDOLL GLOBAL |
配信開始日 | 2018年10月11日 |