同年代の男性と昔やったゲームの話をすると、意外に話が盛り上がるタイトルが信長の野望。
歴史シミュレーションゲームという、マニアックなジャンルから万人受けする作品ではありません。
しかし、だからこそ好きな人は、毎回新しい作品が発売される度に買いなおして、熱中していました。
その信長の野望が、今ではスマホアプリでプレイできるというのだから驚きです。
当時に比べてここ数年、他のゲームやアニメの影響などで、歴女や歴史好きの若者も増えているのではないでしょうか?
ですから今回は、信長の野望・烈風伝のアプリをご紹介します。
当時ハマっていた方も、信長の野望は知らないけれど歴史好き、という方も是非読んで頂けると嬉しいです。
マイペースに楽しめるスマホゲーム
まず、ザックリとアプリ版の信長の野望・烈風伝がどのようなゲームかをお伝えすると、マイペースに楽しめるスマホゲームです。
内容は一度でもプレイしたことがある方は、ご存知かと思います。
内政で国力を増強、外交や戦で、近隣の敵対勢力を撃破しながら天下統一を目指すゲームです。
このように言葉にしてしまうと簡単ですが、楽しみ方は人それぞれあります。
はじめから強力な勢力でプレイして、周りの弱小勢力をフルボッコにしていくスタートから最強プレイ。
または、敢えて大大名に囲まれた弱小勢力でギリギリの攻防から始める、マゾプレイ。
プレイの中でも、力で敵をねじ伏せるタイプもいれば、外交や計略で戦略的に敵を取り込むプレイヤーもいるでしょう。
中には、戦国時代を題材にしたゲームにも関わらず、内政で町や畑が次々に大きくなっていくのを見るのが楽しいという人もいます。
ゲームの高い自由度やクオリティから、家庭用ゲーム機版の信長の野望といえば、大容量でメモリーカードがすぐ、いっぱいになってしまうことで有名でした。
そんな信長の野望が、スマホでサクっとプレイできてしまうのだから、驚いたものです。
そして、最近のスマホゲームは、オンラインで全国のプレイヤーと競うようなゲームが多いでしょう。
キャンペーンやイベントが起こるたびに、周りのプレイヤーに負けない為にたくさん時間を費やしてプレイしたり時には課金をしたり、周囲を意識してプレイすることがあると思います。
しかし、信長の野望・烈風伝は自分一人で完結するゲームです。
周囲を気にして、焦る必要はないでしょう。
ですから、他のプレイヤーのことなど気にせずに、自分の時間でプレイできることが特徴です。
また、ゲーム内でも各大名ごとに操作するターンが順番に回ってきます。
その為、焦って同時並行で様々な操作をする必要がありません。
一つずつじっくり考えながら、自分のターンに行う指示を決めることができます。
歴代シリーズでも人気の高い烈風伝
そして、本作は歴代のシリーズの中でも人気の高かった、烈風伝という作品が土台になっています。
その人気は、1999年という古いタイトルでありながら、信長の野望の歴代作品で人気ランキングを取ると常に上位に加わるほどの人気です。
当時は、6千円以上の価格であったかと思います。
オリジナルの後に発売された、パワーアップキットは1万円近い値段でした。
それが、スマホでプレイできるのは、感動です。
操作感は、日頃ゲームをやり慣れていない人にも、易しい仕様になっています。
戦においては、それぞれの兵科に合わせて、将棋の駒の様に部隊を動かす操作です。
野戦と攻城戦によって、少しづつ選択できる行動が異なります。
しかし、それぞれが操作をするターンが順番に回ってくる点や、基本的な舞台の操作は同様です。
内政においては、武将に指示を出して、城の規模により決められた範囲を開発して国力を高めます。
こちらも、複雑な操作は必要ありません。
ですから、すぐに操作を覚えられると思います。
難しい、または素早い操作は必要ありませんので、何かの片手間でプレイするにも適しているでしょう。
プレイしてみた感想
プレイしてみた感想として、まずPS2で烈風伝をやったことがある人は、ストレスなくそのまま楽します。
多少、コマンドの絵やグラフィックがマイナーチェンジされている部分はありますが、基本的な操作はPS2版と変わりません。
むしろ、武将の画像などは当時のものに比べて、カッコ良く変更されていますのでポイントが高いです。
戦が始まると、2,30分程度の長時間のプレイになることもある為、セーブ機能が気になっていましたがその点も安心でした。
PS2版では、戦を終えてからでないとセーブをすることができませんでしたが、本作ではオートセーブ機能が追加されています。
出先でのちょっとした待ち時間や、隙間時間でプレイすることが多いスマホゲームの特徴を考えると、これはとてもありがたい機能です。
そして、本作は飽きずに何度もプレイできる内容となっています。
家庭用ゲーム機版の信長の野望では、最初にオリジナルバージョンが発売。
その後に追加機能を加えた、パワーアップキットが発売されるのがお決まりのパターンでした。
しかし、アプリ版の信長の野望・烈風伝に関しては、初めからパワーアップキットに匹敵する内容となっています。
登録武将数は、1,000人以上。
シナリオは、13本収録。
そのシナリオの中には、全ての戦国武将が時空を超えて集まる群雄割拠というシナリオもあります。
また、新規武将の作成、新大名でのゲーム開始、武将の配属変更など、様々手を加えてゲームをプレイすることも可能です。
歴史好きが良く、空想する「もし、○○が✕✕だったら」といった、空想プレイも実現可能です。
このように設定をいじってプレイすることができますので、実質シナリオは無限にあると等しいと考えても良いのではないでしょうか?
実際に、私は3週プレイしましたが、飽きていません。
恐らく、まだまだプレイし続けると思います。
これほど、遊び倒せることを考えると3,000円以下という価格は、とてもコスパが高いのではないでしょうか?
信長の野望をやったことがある人も、まだやったことが無いという人にもとてもオススメのゲームです。
基本情報のおさらい
ジャンル | 歴史シミュレーションゲーム |
価格 | 2,700円 |
発行元 | コーエー |
配信開始日 | 2019年2月28日 |